「テーブル」>「行」>「行を上に貼り付け」および「行を下に貼り付け」について

先回検証した、「行の切り取り」と「行のコピー」だが、実際は「行を上に貼り付け」および「行を下に貼り付け」とセットで使うもの。「行の切り取り」に関しては「行を削除」の代替えにもなるので、単独で使用することもあると思うが。
「行を上に貼り付け」および「行を下に貼り付け」は、「行の切り取り」と「行のコピー」でクリップボードへコピーされた行のデータを貼り付ける機能。
| ②ここで「行を上に貼り付け」 | ||||
| ①ここで「行のコピー」 | あ | い | う | え |
| ③ここで「行を下に貼り付け」 |
上記のように①~③を実行すると。
| あ | い | う | え | |
| ②ここで「行を上に貼り付け」 | ||||
| ①ここで「行のコピー」 | あ | い | う | え |
| ③ここで「行を下に貼り付け」 | ||||
| あ | い | う | え |
こんな感じ。1行目と5行目が追加(貼り付け)される。
ちなみに、「行の切り取り」と「行のコピー」でコピーされた行は、「テーブル」より作成された「表」と同じ属性ではない場所(表ではない場所)では、貼り付けできない。表自体をコピー、貼り付けしたい場合は、表全体を選択(反転)した状態で、上部メニューバーのコピー・ペースト機能(Windows標準のコピー・ペーストと同じ)を使うと可能。

同一ページ内の別の表への貼り付けは可能で、この場合は貼り付け元、貼り付け先にかかわらず左詰めで貼り付けられ、列数が多い方に列数が統一されるようだ。このため、もともと2列の表に3列の行を貼り付ける場合は、2列の表が3列になってしまうため、注意が必要。
次回は引き続き「テーブル」>「行」>「行を上に貼り付け」および「行を下に貼り付け」について